作業の進捗状況
大丹波湧水廃耕田について、借り手がつかず放置されている理由を探る中で、水の確保が問題であると感じました。
周囲のわさび農家からも「水が引けないため、わさびが育たない場所」と聞いていましたが、自分自身で見たところ、湧水が思った以上にあり、1年を通じて水が流れている可能性を感じました。
本日の作業内容
湧水の状態やわさび田の環境を確認するため、大師匠にこの場所を見ていただきました。湧水に加えて、近くの沢から水を引くことも可能であることを地元の方から伺ったため、その点も含めて相談しました。その結果、師匠から「十分にわさびが育つ環境」との評価をいただきました。ただし、長年放置されていたため地面が固くなっており、整備には相当な労力が必要になるとのことです。
少し水苔を取り除いて水の流れる感じを観察してもらいました。水は行き渡っているし頑張ればいいわさびができそうとのお墨付き!
観察した変化
わさび田の周囲には、水苔のように水分がなければ育たない植物が生育しており、湧水の安定供給を示唆しています。この環境を活かせば、わさび栽培の基盤としては十分に整えられる可能性を感じました。また、車を置いてから徒歩3分というアクセスの良さも、今後の作業を進める上で大きな利点になります。
少しホルト湧水が湧き出てきました!
次の作業予定
今後は、固くなった地面を耕し、わさびが根を張りやすい柔らかい土壌に改良していきます。また、沢からの水引き込み方法を具体的に計画し、安定した水源を確保するための準備も進めていきます。まずは小規模に水を引き、苗の育ち具合を確認しながら、全体的なわさび田の整備に取り掛かる予定です。
気づいた課題や改善点
水の確保には見込みがあるものの、地面の硬さや川を渡る必要があるなど、整備に当たっては苦労が予想されます。しかし、努力を重ねて環境を整えれば、わさび栽培に適した場所に生まれ変わる可能性が高いため、根気強く取り組んでいきます。このわさび田を再生させることを目指し、腰を据えてがんばります。
いまは草だらけだけど…。
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