【大丹波湧水廃耕田#02】20230804 大師匠に開墾に値すべき畑か見てもらう

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作業の進捗状況

大丹波湧水廃耕田について、借り手がつかず放置されている理由を探る中で、水の確保が問題であると感じました。
周囲のわさび農家からも「水が引けないため、わさびが育たない場所」と聞いていましたが、自分自身で見たところ、湧水が思った以上にあり、1年を通じて水が流れている可能性を感じました。

本日の作業内容

湧水の状態やわさび田の環境を確認するため、大師匠にこの場所を見ていただきました。湧水に加えて、近くの沢から水を引くことも可能であることを地元の方から伺ったため、その点も含めて相談しました。その結果、師匠から「十分にわさびが育つ環境」との評価をいただきました。ただし、長年放置されていたため地面が固くなっており、整備には相当な労力が必要になるとのことです。

少し水苔を取り除いて水の流れる感じを観察してもらいました。水は行き渡っているし頑張ればいいわさびができそうとのお墨付き!

観察した変化

わさび田の周囲には、水苔のように水分がなければ育たない植物が生育しており、湧水の安定供給を示唆しています。この環境を活かせば、わさび栽培の基盤としては十分に整えられる可能性を感じました。また、車を置いてから徒歩3分というアクセスの良さも、今後の作業を進める上で大きな利点になります。

少しホルト湧水が湧き出てきました!

次の作業予定

今後は、固くなった地面を耕し、わさびが根を張りやすい柔らかい土壌に改良していきます。また、沢からの水引き込み方法を具体的に計画し、安定した水源を確保するための準備も進めていきます。まずは小規模に水を引き、苗の育ち具合を確認しながら、全体的なわさび田の整備に取り掛かる予定です。

気づいた課題や改善点

水の確保には見込みがあるものの、地面の硬さや川を渡る必要があるなど、整備に当たっては苦労が予想されます。しかし、努力を重ねて環境を整えれば、わさび栽培に適した場所に生まれ変わる可能性が高いため、根気強く取り組んでいきます。このわさび田を再生させることを目指し、腰を据えてがんばります。

いまは草だらけだけど…。

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この記事を書いた人

◆ MA-SAN
1978年製山岳仕様。登山歴25年。
中学生の頃から奥多摩に通う奥多摩好き。
本業はヤマデハタラクヒト(rescue & First Aid)

◆わさび栽培
中学生の頃見た「緑の階段」が忘れられず
興味を持っていたわさび栽培への道を模索。

2023年から奥多摩のわさび職人のもとで
本格的にわさび栽培に取り組み始める。

仕事の傍、多くの廃耕田を発見し、
2023年山歩きの途中で30年以上は
使われてないであろう理想のわさび田を発見。
山林を所有する町と契約し耕作を開始する。

2024年より奥多摩わさび組合に所属、
先輩方のもとで伝統的なわさび栽培を学ぶ。

◆きのこ栽培
わさび田の傍で奥多摩の清涼な空気と清流を利用した、
きのこ栽培にも取り組み中。

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