【畳石式廃耕田#19】20250101 網の張り替えを進め、かき子の植え付けもしてみた。

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前回までの進捗状況

鹿からワサビ田を守るため、ネット張りを引き続き行っていく予定。大師匠のワサビ田から採れた「まさみどり」のかき子を用いて植え付けを試み、新しい土の投入も順次めどをつけていく。

本日の作業内容

1. 網を張るために新たに杭を新たに5本用意し、現地へ運んだ。

2. 全周に渡り網を設置したが、一部に張りが強すぎる箇所があり、再調整の必要がある

3. 現在のワサビ田の状態を踏まえ、「まさみどり」のかき子を植え付けてみた。いずれここでは育つなら「まさみどり」を植えていきたい。

観察できた変化

• 冬の厳しい寒さも影響しているのか、鹿の食害を受けた後からワサビの育成状況は芳しくない。

• 新たに投入する土についてはワサビ田の近くから運搬予定、一輪車かなんかあると楽だが難しそうなのでソリと土嚢袋で運ぶ予定。

次の作業予定

1. 網の張り直しを行い、全体が均一になるよう調整を進める。針金を購入して網を針金で結んでいく。

2. 育成状況を見ながら、現状の苗を「下等田」へ植え替え、より条件の良い箇所には新たな苗を植えることを検討。下等田も開拓していく。

3. 今まで張っていた緑色の目の細かいネットを再活用し、害虫や落ち葉除けとして使える方法を検討

気づいた課題や改善点

現在の苗の状態が食害後よくないが、新しい苗が手に入る見込みがついてから、慎重に植え替えを進めるべき

• 網の設置方法について、張り具合の調整や杭の位置を再検討、1/4に再度作業予定。

・鹿よけのためのロープは効いている感じがする、設置後、鹿が近づいた様子はない。(が油断はできない。)

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この記事を書いた人

◆ MA-SAN
1978年製山岳仕様。登山歴25年。
中学生の頃から奥多摩に通う奥多摩好き。
本業はヤマデハタラクヒト(rescue & First Aid)

◆わさび栽培
中学生の頃見た「緑の階段」が忘れられず
興味を持っていたわさび栽培への道を模索。

2023年から奥多摩のわさび職人のもとで
本格的にわさび栽培に取り組み始める。

仕事の傍、多くの廃耕田を発見し、
2023年山歩きの途中で30年以上は
使われてないであろう理想のわさび田を発見。
山林を所有する町と契約し耕作を開始する。

2024年より奥多摩わさび組合に所属、
先輩方のもとで伝統的なわさび栽培を学ぶ。

◆きのこ栽培
わさび田の傍で奥多摩の清涼な空気と清流を利用した、
きのこ栽培にも取り組み中。

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