【大丹波湧水廃耕田#07】20241203 大師匠のワサビ収穫作業手伝いとネットの搬送

目次

作業の進捗状況

本日は、大師匠のワサビ田での作業を手伝い、ワサビの収穫と出荷手伝いを行いました。また、西川のワサビ田から余った網を回収し、今後の作業で再利用できるよう準備を進めました。

本日の作業内容

1. 網の回収

西川のワサビ田から余った網を回収しました、大丹波湧水のワサビ田に使う予定。

2.西川ワサビ田へはモノレールを使用

ワサビ田用モノレールを利用し、西川で標高が最も高いワサビ田へ。モノレールは何を運ぶのも作業効率が向上します。西川ではワサビを収穫、余ったネットを搬送します。

3. ワサビの収穫

ペットボトルサイズの大きなワサビを収穫しました。今回収穫した品種は以下の通りです:

正緑(まさみどり)

中生種で、広い適用性を持つ美しい緑色の品種です。特に長野では重量の取れる品種として評価されています。分けつが多く、茎が柔らかくて美味しそうなものが多かったため、来年の栽培品種として検討しています。

鬼緑(おにみどり)

極早生青茎系品種で、根茎が太く濃緑色の美しい品種です。今回収穫したものの中にはペットボトル大の大型サイズのものも含まれていました。

4.収穫後の整備作業

収穫したワサビを沢水で丁寧に洗浄し整えました。

観察した変化

鬼緑は根茎が非常に太く、濃緑色で市場性が高いことを確認できました。また、正緑の分けつの多さや柔らかい茎の特徴から、飲食店等などで使用用途は多ことが予想され、今後の栽培の可能性を感じました。特に標高の高い湧水でのワサビ田では、この品種が持つ特性が生かされそうです。

次の作業予定

回収した網を適切に再利用できるよう準備。

• 来年栽培する品種を選定し、具体的な育成計画を立てる。計画では正緑を100本ほど、実生を500本ほど植え付けてみる予定です。

気づいた課題や改善点

大師匠の作業は特に丁寧、絶対に妥協しません。丁寧な作業を重ねることで、質の良いワサビを収穫できるようになるのは分かりきっていることですが、それをどこまでしっかりできるかが大切です。

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この記事を書いた人

◆ MA-SAN
1978年製山岳仕様。登山歴25年。
中学生の頃から奥多摩に通う奥多摩好き。
本業はヤマデハタラクヒト(rescue & First Aid)

◆わさび栽培
中学生の頃見た「緑の階段」が忘れられず
興味を持っていたわさび栽培への道を模索。

2023年から奥多摩のわさび職人のもとで
本格的にわさび栽培に取り組み始める。

仕事の傍、多くの廃耕田を発見し、
2023年山歩きの途中で30年以上は
使われてないであろう理想のわさび田を発見。
山林を所有する町と契約し耕作を開始する。

2024年より奥多摩わさび組合に所属、
先輩方のもとで伝統的なわさび栽培を学ぶ。

◆きのこ栽培
わさび田の傍で奥多摩の清涼な空気と清流を利用した、
きのこ栽培にも取り組み中。

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