【大丹波湧水廃耕田#06】20240923 大幅進歩、後輩が手伝いに来てくれた!

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作業の進捗状況

今日は大丹波の湧水を利用した廃耕田での作業を進めました。後輩が手伝いに来てくれたおかげで作業は大幅に進み、ひたすら草刈りと砂の運搬を繰り返しました。後輩の成長と力強いサポートにより、効率的に廃耕田の整備が進んでいます。

本日の作業内容

廃耕田に生えた草を刈り取り、川べりに運んで処分する作業をひたすら繰り返しました。また、川から砂を運び込み、田んぼに入れていく作業も並行して行いました。砂はそりに載せて運び、わさび田の土壌改良に使用しています。後輩が力強く往復してくれたおかげで、砂の運搬も着実に進みました。

観察した変化

大師匠から「良いわさびを育てるには、適度な砂が必要」とアドバイスをいただいていることもあり、今回の作業では砂の投入に力を入れました。砂を入れることで水はけがよくなり、根が張りやすい土壌環境が整います。この条件で育ったわさびは、ひげ根が多く太い茎になる傾向があるため、来春に苗が届いたら植え付けをしてからの成長が楽しみです。

次の作業予定

次回も引き続き砂の運搬と整備を行い、わさびが育ちやすい土壌環境を作り上げていきます。また、砂だけでなく適度な作土やバラスも必要とされるため、今後はそのバランスを見ながら土壌改良を進める予定です。より根が張りやすく、葉や茎がしっかりと支えられる土壌を目指していきます。

気づいた課題や改善点

今回の作業を通じて、わさびが求める土壌について仮説が深まりました。わさびの栄養は湧水から十分に供給されるため、重要なのは根がしっかりと張れる環境を作ることだと感じています。砂は水はけの向上に役立ちますが、倒れないための土も必要だと考えています。土壌改良のバランスについて試行錯誤を続け、今後の作業に活かしていきたいと思います。

こう見るとかなり広範囲で大きなワサビ田だとわかると思います。ここにいっぱいのワサビが育つのが楽しみです!

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この記事を書いた人

◆ MA-SAN
1978年製山岳仕様。登山歴25年。
中学生の頃から奥多摩に通う奥多摩好き。
本業はヤマデハタラクヒト(rescue & First Aid)

◆わさび栽培
中学生の頃見た「緑の階段」が忘れられず
興味を持っていたわさび栽培への道を模索。

2023年から奥多摩のわさび職人のもとで
本格的にわさび栽培に取り組み始める。

仕事の傍、多くの廃耕田を発見し、
2023年山歩きの途中で30年以上は
使われてないであろう理想のわさび田を発見。
山林を所有する町と契約し耕作を開始する。

2024年より奥多摩わさび組合に所属、
先輩方のもとで伝統的なわさび栽培を学ぶ。

◆きのこ栽培
わさび田の傍で奥多摩の清涼な空気と清流を利用した、
きのこ栽培にも取り組み中。

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