【大丹波湧水廃耕田#08】20241204 ネットをしっかり張り、鹿対策!

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作業の進捗状況

本日は、大丹波湧水廃耕田での再生作業を進めました。冬に入り、湧水の量が減少していますが、現在のところ、わさびが育つために必要な水量は確保できている感じがします。師匠も網張りを手伝って下さって鹿対策も万全に整えられました

本日の作業内容

1. 鹿対策のネット張り

• ワサビ田の周囲に、支柱をしっかりと打ち込みネットをしっかり張りました。

杭の打ち込み器で大師匠がガンガン作業をすすめてくれました! 出入口を設けつつも、鹿が侵入できないくらいきちんと張れました!バッチリわさびを鹿から守ります!

2. 水の状況の確認

• 冬の湧水量が減少していますが必要な水はなんとか流れています。

観察した変化

湧水量が季節的に減少しているものの、水の流れは維持されており、現時点で問題がない状況です。

ただし、ワサビ田を柔らかく耕すためには川の水を引き込んで一気にゴミを流したいと思います。

次の作業予定

川の水を汲み上げる準備

次回は川の水をワサビ田に流し込み、土を柔らかく耕しながらゴミや泥を洗い流す作業を行いたいとおもいます。わさびの根が張りやすいようにするためには柔らかで水通しの良い土壌環境を整備したいところです。

畳石式ワサビ田へのネット搬送

本日余ったネットを、先日鹿にやられた畳石式のワサビ田まで運び上げ、同様の鹿対策を進める予定です。

気づいた課題や改善点

湧水量の減少に備え、川の水を取り込む方法を検討する必要があります。

重量のある資材(ネットなど)を山側の畳石式ワサビ田へ運ばなくては行けないので少しづつでも荷揚げをしたいところです。

本日は鹿対策の作業となりました。今後も一つひとつ丁寧に作業を進めたいところ。

クマもいるようです。

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この記事を書いた人

◆ MA-SAN
1978年製山岳仕様。登山歴25年。
中学生の頃から奥多摩に通う奥多摩好き。
本業はヤマデハタラクヒト(rescue & First Aid)

◆わさび栽培
中学生の頃見た「緑の階段」が忘れられず
興味を持っていたわさび栽培への道を模索。

2023年から奥多摩のわさび職人のもとで
本格的にわさび栽培に取り組み始める。

仕事の傍、多くの廃耕田を発見し、
2023年山歩きの途中で30年以上は
使われてないであろう理想のわさび田を発見。
山林を所有する町と契約し耕作を開始する。

2024年より奥多摩わさび組合に所属、
先輩方のもとで伝統的なわさび栽培を学ぶ。

◆きのこ栽培
わさび田の傍で奥多摩の清涼な空気と清流を利用した、
きのこ栽培にも取り組み中。

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