【畳石式廃耕田開墾記録#08】20240417 苗が手に入った&ネット張り完了

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作業の進捗状況

予定よりも早くわさびの苗が届いたため、急遽植え付け準備に入りました。
苗が早めに到着したことにより、作業スケジュールを前倒ししました。

見事なわさびの苗です。

本日の作業内容

今日は、主に3つの作業を行いました。

1. 柵を切る作業:わさび田の水の流れを良くするため、柵を切り整備しました。これにより、わさびの根が必要とする水分が効率よく行き渡る環境が整えられました。

苗の植え付け:2段目の畑を含め、わさび300本の苗を植え付けました。また、成長が期待できる沢筋の小さなエリアにも試験的に50本ほど植え付けました。さまざまな植え付けを行うことで、今後の成長や環境に対する反応を観察する予定です。 

二段目の崩れた石垣を組み直しました。このようにかなり崩れていましたが…。

石垣をしっかり組み直したことで流れも均等になり、土も入れたのでかなりよくなりました!

獣害対策としてのネット設置:獣の侵入を防ぐため、ホームセンターで購入したネットをわさび田の周囲に張り巡らせました。特に地面との隙間を無くし、侵入が困難な状態にしています。ただし、耐久性を考慮して、将来的にはワイヤ入りのネットに張り替える予定です。

観察した変化

苗を植え付けたことで、わさび田全体に少し活気が出てきた印象です。また、整備を進めるごとにわさび田が徐々に完成形に近づき、作業への充実感を得られました。

次の作業予定

次回は、植え付けた苗の根付き具合を確認し、必要に応じて水路や土壌の状態をさらに整備する予定です。また、ネットの強度を随時確認し、簡易ネットからの強化のタイミングを検討していきます。

気づいた課題や改善点

今回の作業で体力をかなり消耗したため、作業時間の管理やペース配分について改善の余地があると感じました。また、現在のネットは簡易的なもののため、いずれ獣害のリスクを減らすためにも強度のあるワイヤ入りネットに替える必要性があると再確認しました。

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この記事を書いた人

◆ MA-SAN
1978年製山岳仕様。登山歴25年。
中学生の頃から奥多摩に通う奥多摩好き。
本業はヤマデハタラクヒト(rescue & First Aid)

◆わさび栽培
中学生の頃見た「緑の階段」が忘れられず
興味を持っていたわさび栽培への道を模索。

2023年から奥多摩のわさび職人のもとで
本格的にわさび栽培に取り組み始める。

仕事の傍、多くの廃耕田を発見し、
2023年山歩きの途中で30年以上は
使われてないであろう理想のわさび田を発見。
山林を所有する町と契約し耕作を開始する。

2024年より奥多摩わさび組合に所属、
先輩方のもとで伝統的なわさび栽培を学ぶ。

◆きのこ栽培
わさび田の傍で奥多摩の清涼な空気と清流を利用した、
きのこ栽培にも取り組み中。

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